佐河太心

「日本かけじく協会 代表」 「渋谷の掛け軸屋 代表」「掛軸師」「オルク有限会社 取締役」基本的には掛け軸に関するプロフェッショナル。掛軸に関して知らないことは無い!とは言わないです・・・むしろ、まだまだ勉強中だが、自分の知った知識はどんどん伝えていき、少しでも掛け軸ファンを増やすために日々活動中。

記事一覧(10)

おススメ掛軸関連本

本日は佐河太心が推薦する 表装のオススメ本のお話です技術は、ひたすら制作することにより少しずつ上達はしていきますが知識のほうは、同じ会社、同じ親方では偏りもでて、客観的な知識の習得は以外と難しいものです。そんな時に、とても役にたつのが、表装に関する書籍です、これは表装のことが文字や図にしてまとめてありますので、知らないことはもとより自分が行ってきた、作業や考え方にも色々あることがわかり、知識の幅を広げるよい機会となります。ただ、表装を中心とした本はあまり数が少ないという現実もあります・・・しかしその中でも参考にさせて頂いてる本が「表具問答」という本です。こちらは湯山さんという表具師さんが、質問形式で様々な角度から表装を解説している、本当にわかりやすい本です。昭和50年が初版ですので約38年前の本です、私は基本的に技術のほうは掛軸に特化することで、より掛軸を深く追求できると考えておりますが、掛軸だけが表具ではありません当然、襖や屏風、額、巻物といったものも通常は一緒に考えなくてはいけません、しかし、掛軸に特化してるため、掛け軸以外の制作数は圧倒的に足りません、襖にいたっては、表装訓練校で習って以来ほとんど作ってないのではないかと、言ってしまってもいいくらいです・・・ですので、たまに襖やってと言われますが、さすがに襖は無理と断っております・・そんなわけで、この本は巻物や屏風を作る際にも、親分や先生に教えていただいた事を復習するため、また別の考え知識を得る為にとても助かっております。足りない技術を知識で補える素晴らしい本だと個人的に思っております。この本はなかなか手に入りづらく、当店でも1冊しか原本がありません読み返していくとどんどんボロボロになってしまいすので、もう1冊欲しかったのですが、古本屋に行ってもなかなか見つかりませんでした。見つからない、表具問答をすすめても、おい!!見れないよ~となりますので、比較的手に入りやすく、表装の勉強になる本をもう一冊、それは、岡本吉隆さんの「表具「和の文化的遺伝子」です。この本は、はっきりいって、情報量がすごいです、掛軸だけでなく、屏風や巻物、襖といった表具全般を網羅しております、さらに、浅く広くではなく、広く深くな内容になっております。表装をやっている方でなくても、1度ご覧になられるといいと思います

掛軸をつくるのは、料理をつくることと一緒

掛軸は料理だ!!めざせクッキングパパ、ミスター味っ子!!(古い・・・)数年前に、自分のブログで少し触れましたが、2018年に再度記事としてアップいたします。 あなたが、もし掛け軸を見る機会があって、どのように掛軸を見ればよいか、わからない時は、料理を見るように見てください。料理を見る?? いってることがわからないと、思いますが・・・実は、掛け軸を作る流れは、、料理をつくる工程に置きかえることが出来るのです、順を追ってみていきましょう。ステップ①掛軸/作品=料理/素材料理は素材が命などといいますが、肉や、魚、野菜等々の料理の素材の部分が、掛軸の作品部分となります。そのままでも素晴らしい物や、焼かないと食べれない物等々、様々な素材があると思います。ステップ②掛軸/仕立て方法=料理/調理方法料理では、この素材をどのように調理するか考える部分です。晩御飯ですぐに食べたいので、そのまま出すのか、料亭で手間暇かけた、オリジナル料理として出すのかで調理方法が変わってくるように、掛軸では、作品や使用用途を考えて、機械表装で行うか、伝統工法で行うか、または化学糊を使用して作るかを考えます、ステップ③掛軸/取り合わせ=料理/調理(下ごしらえ)料理では先ほど決めた調理方法に合わせて、その他の具材を足して調理をしていきます。掛軸では、決まった工法に合わせて作品にあう、生地やデザインを選びます。伝統的な料理にするか、それとも創作料理にするかのように、伝統的なデザインにするか、創作デザインにするか考えます。ステップ④掛軸/仕立て=料理/調理料理では、いよいよ、メイン調理です、下ごしらえした、素材や具材を揚げたり、焼いたり煮たりと、卓越した技術を利用して、美味しい料理に仕上げていきます。掛軸では、決めた取り合わせに合わせて、綺麗にみんなが鑑賞できるように、そして、掛け軸をずーっと鑑賞できるように、鑑賞する人をイメージしながら作り上げていきます。ここの部分が、掛軸職人の技が一番出る、職人の見せ場です。ステップ⑤掛軸/鑑賞=料理/食事料理では、調理して出来上がった、料理をおいしくいただきます。その時には一人で食べるのか、みんなで食べるのか、または外で食べているのか等々、様々なシチュエーションがあると思います、掛け軸でも、掛軸が出来上がったら、鑑賞と言う食事があります、美術館にかざるのか、展示会なのか、家のリビングなのか等々、飾る場所によって、美味しく鑑賞できるのか、仕立て方法が間違ってなかったかの判断がここで行われます。というように、料理も、素材に合わせた調理法を考えて、食べる場所、食べる人を想像しながら、器を料理ごとに変えて、料理をつくっていると思います。掛軸も同じように、作品に合わせた方法で、出来るだけおいしく鑑賞できるように、考えて掛軸をつくっていきます。先述した、もし掛け軸を見る機会があって、どのように見ればよいかわからない場合は、この料理の常識を当てはめてみてみてください。例えば、肉の臭みが強い素材があった、場合の料理は、この肉の臭みを消して美味しく食べれる調理法を選択すると思います。同じように、掛け軸でも、作品が質素で静かな雰囲気の作品イメージの時に、その周りの器(周りの生地)がうまく調和しているか?このデザインは、うまく静かさを引き出して、作品の魅力を引き上げてる等々、作品をまずみて、そこから導き出された感情や感想に向き合ってもらうと、掛軸を見るという事が楽しくなると思いうます。 料理も同じですが、同じ素材でも様々な調理方法があります、掛け軸も同じ作品でも、色々な完成形があります、その完成形になぜたどりついたのか?? 作り手の想いや作品を書いた作家の想いを、想像しながらみると、さらに、掛軸鑑賞の幅が広がり、掛け軸を楽しむことが出来ると思いますので、もっともっと沢山の人に、掛け軸に興味を持ってもらい、掛軸文化が引き続き後世に、継承していってくれると嬉しいですね。

小学生に掛け軸制作の仕事の話しをしてきました。

さて、本日は午前中に私が住んでいる地域の小学校に掛軸について話しをしてきました。 この、イベントは、来年度中学生になる小学校6年生に向けて、様々な仕事を、紹介することにより、世の中には色々な仕事や選択肢が有ることを、知ってもらう機会を得てもらうと共に、地域、保護者との交流を通して、自分の親、自分の子ども以外にもお互いが知り合うことにより、地域の連携、学校の連携を強める事を、趣旨に企画されました。※具体的にはちょっと違うかもしれません、たぶんそんな感じです。 確かに、自分たちは小学生の頃などは、卒業時のなりたい職業は、プロ野球選手、サッカー選手といったわかりやすい職業が大半をしめていたと思います。 それだけ、自分達の小学生時代は情報が少なく、ましてや保護者の方の、具体的な仕事内容や、やりがいなどを聞く機会などなかったと思います。 今回の取り組みは、子ども達に様々な仕事の選択肢や、内容をより具体的に教える事で世の中にはたくさんの、身近で、魅力的な仕事があるということを、伝えるには、とても良い機会だったのではないかと思います。 普通に生活していては、掛軸の仕事など、まったく携わることのない、子ども達に掛軸の文化、世界を伝えられたのはとても楽しかったです。 生徒は100人前後いて、その中で15班ほどにわかれて、順番に様々な保護者・地域の人の仕事を聞いて回るという形で行われました。 大工さんや、看護師さん、消防士さん、理学療法士さん、保育士さんと、美容師さんと様々な職業の方が、参加して子ども達に、自分の仕事を伝えておりました。 やはり、美容師さんや、保育士さん、消防士さんはとても人気がありました

表具師からみた裏打ち作業の本音

裏打ちとは早速ですが、裏打ちとは、何のことかわかるでしょうか?裏打ちとは、作品(書や絵)の裏側から、和紙を貼ることによって、作品の耐久性や、作品を綺麗に見せるという目的があります。書で例えると、墨で文字を書いた後は、紙がくしゃくしゃになってますが、それを伸ばして、裏側から和紙を付けることで、綺麗なシワのない作品になっていることがあると思いますが、その綺麗になる工程のことを裏打ちといい、その作業自体を裏を打つと言ったりいたします。また、掛け軸や、額にしたい時などは、掛け軸や、額にするための、一番最初の作業といえるかもしれません。その裏打ちは、作品の裏側に紙を貼り付ける作業ですので、付ける際には糊が必要になってきます。そして、つける時には、大気に舞っている小さな埃やごみなども、注意をしないと間に入ってしまうことになります。よくあるのが、糊を付ける際に使用する刷毛の毛が残ってしまい、それが、間に入ってしまい、乾燥して仕上げた時に、毛が入っていたなんてことがあったりいたします。本来は、ごみや埃は、入ってはいけないし、入らないように作業をしますし、作業環境をそのように整えてから、表具師は作業をしています。しかし、どうしても入ってしまうことがあります、これは物理的にはいたしかたない事ではあります。一部の表具師さんはそんなことは無いといいますが・・・・よっぽどのケアと作業環境と時間をかけて作業しているのだと思われます。裏打ち作業の本音・・・裏打ち時のゴミ・埃問題さて、今回の記事の本題にはいります、表具師の裏打ち作業の本音です。お客様にご依頼をいただいた中で、一番問題になるのが、この問題です。埃の問題です。この埃の許容範囲が、ごくごく稀ではありますが、表具師と差があるお客さんがおります。どういうことかといいますと、虫メガネでやっと気づくような、埃を指さして、ごみが入っているといいます・・・・・ 元々、紙自体に入っているチリよりも小さなところを指さして言います・・・そんな時表具師はなんと思うか??「事故にあったか・・・」と運が悪いと思っております。 半紙サイズで1000円もしない裏打ち作業、でも作品は大事なもの・・・・これが一番問題だと思います。この部分は業界にも責任があると思いますが、1000円の技術料なのに、リスクが1000円以上や10000円以上、時には100000円以上のリスクになるという価格設定はいかがなものか・・・と考えるわけです。ほこりを入れない方法というのは、色々あると思います、そのためには、より手間と時間をかければかけるほど、埃が入らない確率はあがりますが、そうすると、一枚あたり、10万円以上をいただかないと、仕事としてやっていくことが出来ないと思います。(ちょっと極端ですが・・・)現に、掛け軸を制作することはするけど、裏打ちだけするのは、しないという、街の表具師さんもでてきております。 で、結局なにが言いたいかと言うと、裏打ちを頼む際に、表具師・お客様がしっかりと、裏打ち後の状況や、裏打ちのリスクをしっかり、作業前に打ち合わせをしていく必要なあるのではないかということです。現在裏打ち作業を取り巻く環境は、年々厳しくなり、安く早くの要望が多くなってきて、表具店もそれに答えるように、早く、安く作業をするようになっています、その中で上記のようなトラブルも増えてきておりますので、表具店・ご依頼主両方で、じっくり、適正価格で作業できるような環境を整えていかねばならないなと思います。ちなみに、今回の記事は、あくまでも、表具師側からの本音を元に作っております、お客様がどうとかではなく、あくまでも問題提起の一つとして捉えてもらえればと思います。

『華書hanasho』年賀状で、華やかに新年のご挨拶を♪ 29日開催でーす。

みなさ~ん 年賀状の季節ですよ~ 書家の田中紫花さんによる 『華書hanasho』年賀状で、華やかに新年のご挨拶を♪ のワークショップが開催されます。 ぜひぜひご参加くださいませ
定員8名ですので、お申込みはお早めに!! 2回開催されますので
ご都合の良い日をお選びください
もちろん2回とも出てもOKです!!  以下詳細 (田中紫花さんより)五感を磨く、筆時間 ~游心華(ユウシンカ)~
『華書hanasho』年賀状で、華やかに新年のご挨拶を♪
絵具で色彩豊かに華やかに!
とても簡単で楽しい『華書hanasho』年賀状を作るワークショップです。 子供の頃の自由な感性を思い出せる、素晴らしい時間に♡
ぜひ体験してください♪
自筆の年賀状をもらうことが少なくなりましたね。
手書きの文字の温かさは、必ず相手に伝わります。 カラフルな年賀状は、新年のご挨拶にピッタリで、インパクト大 !年に一度のご挨拶、楽しく心を込めて書いてみませんか?
参加ご希望の方は、以下申し込みフォームよりお申し込みください。 お申し込み確認後、詳細をご連絡いたします。 http://www.shikajapan.com/contact.html 皆様のご参加を、心よりお待ちしています! 田中紫花 ************************************** 【 日 時 】 11月29日(火) 18:30 ~ 21:001  12月4日(日) 13:30〜16:00
       【 場 所 】 渋谷のIMA(いま)
渋谷区神宮前6-17-14 六英ビル4 階
03-5466-4722 http://www.shibu-ima.com/2012/07/230 【 参加費 】 1回6000円 【 定 員 】 8名
ご不明な点等ございましたら
お気軽にお問い合わせくださいませ ************************************** 以上な感じになってまーす年賀状締め切りに慌てて準備するのではなく、いまからオリジナルな年賀状を作って、ゆっくり年末を過ごしましょう~

掛軸を作ってもらう相場って?

たとえば、自分の作品を掛け軸にしたいな~と思った時に、どうするか?本来は、近くの表具屋さんに頼みに行って、あれやこれやと決めていくもです。しかし、書道展などの場合は、出品料と一緒に表装代も含まれて、作品を送ってあとはまとめて、表装してもらうという形式が多いのではないでしょうかそうすると、書道展とか別で、純粋に自分の作品をオリジナルで掛け軸にして欲しい場合は先述のように、どこかの表具屋さんに、もっていかなくはなりません・・・でもでも、知識がないし、なんとなく敷居が高そうなので、近くの画材屋さんや書道展に持ち込むということになると思います。価格も表記されて安心ですからね。ではなぜ?表具屋のイメージは敷居が高そうに見えるのか?それは、簡単です。作業金額の相場がみなさんわからないからです。価格のないレストランもし、メニューはあるけど、価格が書いてないレストランがあったら、入りますでしょうか??それぐらい、価格表記がないというのは、そのお店を知らない人に取っては、入りずらい、問い合わせてしづらいということです。表具屋で、この価格が明確化されているというお店は、あまりありません、当然、作業の特性上そうなってしまうのは致し方ないのですが、頼むほうとしては、とても不安になること間違いなしです。※価格が明確化できない理由として、修復の記事に通じるところがありますので、お時間ある時ご確認ください ということで、掛軸の街では、掛軸仕立ての参考価格相場を、作りました、ぜひ参考にしてみてください。※当然のことながら、この金額から大きく離れる仕様もございますので、あくまでも参考程度にしてください。この表をもって表具屋へ行って、「この金額にしろ!!」と言わないでくださいね。掛軸仕立て参考価格相場

掛軸古いんだけど。。。きれいにしたい

、本日は、修復のお話です。掛軸は、歴史が長いので、当然、古い掛軸は、かなりの量が流通しております。みなさんも、なんとなく、ボロボロの掛軸がすごいお宝だったなんて、話しは噂話でも聞いたことがあるかもしれません。…噂話はさすがにないか…掛軸を新しく作るのも、表具師や掛軸師の仕事ですが、古い掛軸を残すのも、これまた、表具師の仕事です。もし、仮に、みなさんのお宅に古い掛軸があって、ボロボロで治してみたいと思ったら、どうしますか?やはり、近所の表具屋を調べで持って行くのではないでしょうか?で、ここで、たくさんの方が悩むポイントです、持っていくのはいいけど、「敷居が高そう」「見積りしてもらって、すごい金額だったら・・」「断りにくそう・・」などなど、ネガティブな想像が頭を支配して、「まあ、別にすぐに必要でもないから今度でいいかな」となる人は、かなり多いはずです。でも、最近では、インターネットを活用している表具屋さんも増えてきて、ある程度の情報をみることは、出来るようになりました、しかし・・・実は、修復に関しては、ほとんど、いくらぐらいかかるか、明確に金額を表示してあるお店は、まずないと思います。これは、修復の特徴でもありますが、実際に掛け軸をみないと、どれくらいの金額がかかるのか、言えないものなのです、まあ当たり前といえば、当たり前ですが、逆に明示していても、必ず、ホームページのどこかに「実物を見せてもらえないと、正確な金額は出せない」と言われると思います。もし、その注意書きもなく、金額を明示しているのであれば、それは表具屋さんではないかもしれません・・・本来であれば、実際の作品を見て、「だいたいこれくらいの価格がかかります」と、なっても作業を進めるうちに、初見ではわからない、手間のかかる、作業が必要になることも多々あります、そんな時は、実際に追加料金として、見積りにプラスされることもあります。ただ、プラスされる際には、ちゃんと、プラスされる旨、表具屋から連絡がくるはずです。万が一こないで、勝手にすすめて最終的の請求金額が増えてしまうようなところは、頼むのをやめた方がよいでしょう・・・ってこれも、頼む前にわかることではないので、なかなか難しいですね・・・それと、基本的には表具屋さんも追加の金額を、請求するのも忍びない。。なんて所もありますので、いや・・・ほとんどそうだと思いますので、見積もりの時には最悪の状態を想像して見積もりますので、見積りが高くなってしまうということにもなります。そして、実際に作業を行って、最悪の状態でなく、普通に出来たとしても、見積もりに対して、「安くできたから、見積り金額から引くよ~」なんて、言ってくれる表具屋さんは、ごくごく一部であります。ただし、誤解をしてほしくないのですが、お安くする表具屋が良いということではありませんので、お気をつけください。むしろ、安くするということは、自分の技術に自信がないかもしれませんからね・・・これも一概には言えませんが・・・微妙に話がづれそうなので・・・そこで、本日のまとめとして、今回は、良い修復をしてくれる表具屋さんが、恐らくみつかる頼む際のポイントをまとめてみたいと思います。※個人的見解に基づくものですので、ご注意ください、これを実践して失敗しても責任は取れませんのであしから~ず。・相見積もり・・最低2件の表具屋さんに行ってください。・お店の看板が、「掛軸、屏風」のみの所 内装、襖が書いてあるのは×です。まだまだ、ポイントは沢山ありますが、少なくとも、この2つのポイントを押さえておけば、価格の面と、技術の面で外れることはないと思います。相見積りの際には、近所の表具屋さんと、インターネットで紹介している表具屋さんで、お見積りを取るのが良いと思います。近所の表具屋がわからない場合は、日本かけじく協会へご連絡ください、お近くの、表具屋さんをご紹介いたします。

掛軸のこと説明せい!!

いきなりのストレートな、発言ですが、みなさんは、掛軸と聞いて何を思い浮かべますでしょうか?様々なイメージがあると思いますが、私が十年以上掛軸業界に関わってきて、感じたことは、6割、7割方のかたは、和の物、そして、高級、田舎、古いというイメージを持っています。その他残りの方は、床の間やお茶、怪しい、といったイメージがあるようです。過去には掛軸という言葉自体知らないという人もいました・・・・この時には、さすがに衝撃をうけました・・・とりあえず、大きくまとめると、知らないという人は置いといてとして、「伝統」の物というキーワードが強くなってくるのかな、なんて思ってます。概ね、掛軸に対しては、「伝統」というキーワードについては、間違ってはいないと思います。掛軸はいまから1000年以上前に、中国(北宋時代)から、仏画、そして製紙技術とともに、伝来してきました。かなりの伝統でありますね。当初は、礼拝用として活用していたものが、鎌倉、室町時代あたりから、水墨画、墨蹟などが盛んになり、それを掛け軸にして楽しむということが増えてきました、そして床の間文化、茶道が形式が確立される頃には、日本独自の掛け軸の形式も作られました。日本の掛け軸には、真(しん)・行(ぎょう)・草(そう)という型式があります、さらにこまかくすると真の真、真の行、真の草、行の真、行の行、行の草、草の行、草の草という合計8体の形式が日本の形式として現在まで、受け継がれてきています。 とりあえず、言葉だけだとなんだかわからないので、下記の画像をみてください